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忘年会の余興はクイズ、お笑い、ダンスなどもOK!
忘年会
 

忘年会の余興はクイズ、お笑い、ダンスなどもOK!

忘年会の余興というとクイズ大会を思い浮かべる人も多いかもしれませんが、お笑い、ダンスなどもおすすめです。ゲーム形式の勝ち抜き戦にして、勝利者に景品をプレゼントするなど工夫次第でさらに盛り上げることもできるでしょう。いずれにせよ、キーマンとなるのは司会者です。どのような点に注意すれば良いかなどをまとめましたので、幹事さんはぜひ参考になさってください。

忘年会の余興にはコレがおすすめ

王道のクイズ大会

クイズ大会はルールの説明も不要ですし、誰でも気楽に参加できる余興のひとつといえます。特定の年齢しかわからないような話題を避ければ、新入社員からベテラン社員まで一緒に盛り上がることができるでしょう。たとえば、ネタはすべて会社内の「社内クイズ」にすれば誰もが楽しめます。自分や自分にかかわりのある人に関するクイズなので退屈せずに過ごせそうです。
また、広めの会場を予約できたなら、ジェスチャークイズにしてみるのも良いかもしれません。いつもは近づきがたい人の意外に面白い動きが披露されるなどして、お互いの距離を縮めるきっかけにすることもできるでしょう。

お笑いバトルで盛り上がる

幹事さんがどんなに一生懸命企画した忘年会でも、必ずしも参加者の記憶に残るとは限りません。案内された場所に出かけてなんとなく飲食してというように受身的に参加していては、印象に残らないのも致し方ないともいえるでしょう。
能動的に参加してもらうには、たとえばお笑いバトルを実施するというのもひとつの方法です。参加者は忘年会までに少なくとも1つはお笑いネタを考え披露するという形にしてみてはいかがでしょうか。しかし、下手をするとあまり面白くない内輪受けで終わってしまう可能性があります。
そこでおすすめしたいのがバトル方式の採用です。優勝者には豪華な景品や商品券などを用意してモチベーションアップを図ることで、お笑いのクオリティを向上させてみてはいかがでしょうか。

世代を越えたダンスバトル

ダンスというと若者だけのもののように思われがちですが、最近では老若男女が楽しめる振り付けも増えています。1人で踊るのは抵抗があっても、何人かの群舞(ぐんぶ)ならばできるという人も少なくありません。流行モノならば少し動画検索するだけでたくさんのお手本が出てきますし、そういった動画を見ながら1人でおさらいできるのもメリットです。
会社でそれぞれ忙しく働いているメンバーでしょうから、全員揃っての練習回数はできるだけ少なくしたいところです。動画を見ながら自主練できるダンスならば、全員での練習は極力少なくすることもできるでしょう。歌や劇などと比較しても取り組みやすいといえます。

司会者が気をつけるべきポイント

全員が参加しているかチェックする

以上のように能動的に参加できる余興をプラスすることで、忘年会はグッと盛り上がること間違いなしです。司会者は、司会進行はもちろんですが、全体を見渡せる唯一の立場でもあります。全員が楽しく参加できているかどうか、つねに目を光らせるようにしておいてください。
参加型の忘年会は非常に盛り上がりを見せる可能性がある一方で、自分の出番以外はスマホをいじってばかりいてまわりと交流しようとしないといったケースも発生しがちです。他の人が出演している時にスマホを操作しているといったことのないように、司会者はつねに目を光らせなければいけません。
そこでスマホを触っているところを見つけたとしても、ストレートに注意しては忘年会の楽しい雰囲気も台無しです。興味を持ってもらえるような話術が期待されます。
とにかく、会社の忘年会は全員が楽しいひとときを過ごすことができるかどうかが一番大事です。一部の人だけのお楽しみになっていないか、よく注意するようにしましょう。

司会の緩急を考える

忘年会は緩急も大事です。料理やお酒を楽しむ時間もありながら、余興の時間になったら大いに盛り上がるというのが理想的なパターンでしょう。ですから、司会者もつねにハイテンションでいる必要はありません。それではただのうるさい司会者になってしまい、参加者はつまらないと感じることもあるでしょう。賑やかにするところ、静かにするところ、全体の構成を考えた上で緩急をつけるようにしてみてはいかがでしょうか。

トレンドについてある程度理解しておく

その時々にブレイクしている芸能人が元ネタになっている余興も少なくありません。しかしし、ほとんどテレビを見ない司会者だと「何のことをしてるのか」と、理解できないでしょう。もし、司会者に任命されたなら、ある程度はその年の流行を振り返っておきたいところです。最近では情報をまとめたサイトなども数多くあるので、目を通してみるのも良いでしょう。

時間配分に注意する

忘年会は時間決めでお店等を予約しているはずです。予定時間内にすべてが納まるように、つねに時間配分に注意しなければいけません。会社の一室などで行う場合も、ダラダラと後ろ伸ばしにするのはNGです。決まった時間に帰りたい人にとってはストレスですし、プライベートも何かと忙しい年末年始は、次の予定が控えている人もいるでしょう。終了時間はきっちり守るように心がけてください。