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縁談の自己紹介書類「釣書」の書き方マナー・記載項目
婚約のマナー
 

縁談の自己紹介書類「釣書」の書き方マナー・記載項目

縁談を始めるにあたって必要な書類の1つに「釣書」があげられます。縁談を始めたばかりのタイミングでは、釣書にどのような内容を記載すれば良いのか悩む方も多いのではないでしょうか。しっかりとした人となりを示し、好印象を与えるための釣書の書き方マナーを一通りご紹介いたします。

用意する書類の種類・内容

縁談で必要になる書類とは

縁談の申し込みをするにあたって基本事項を相手に通知する必要があって、情報をまとめた書類を交換する事になります。関西圏で「釣書」、関東圏で「身上書」と呼ばれるものがこの役割を果たしてくれて、第一印象を左右する重要な要素です。
釣書は、就職活動で言うところの履歴書にあたるものです。お話を頂いた時点で紹介者に預けて、お相手に届けてもらいます。紹介者へは、封を開けた状態で渡しましょう。基本的な事項に目を通して「この方と会ってみたい」と思ってもらえた時にはじめて、顔合わせへと進めます。しっかりとしたものを作成しておかないと「書類選考不通過」という結果にもなりかねません。人となりを知ってもらうための重要な書類ですので、自分を表現するつもりで内容をまとめてください。

釣書の主な記載項目

法的な書面ではありませんから記載項目はある程度の自由がききますが、以下のような内容を含めるのが一般的です。

1. 氏名・生年月日
戸籍に登録している正式な漢字で氏名を記載、生年月日と年齢を添えてください。名前の読み方が難しい場合には、フリガナを添えると親切でしょう。

2. 本籍地・現住所
マンション名や部屋番号まで含めて、詳細な記載が必要です。ハイフンを使わずに「○丁目○番○号」と正式な書き方に統一しましょう。

3. 学歴・職歴
中学校卒業から始める書き方が一般的です。名門幼稚園、小学校を卒業している場合には家柄を示す要素として、記載するのも良いでしょう。職歴については、最終学歴以降に勤務した会社を記載します。転職回数が多い場合には現在の勤務先だけを記載する方法もありますから、紹介者に相談しましょう。

4. 趣味や特技
結婚を前提としたおつきあいをするうえでは、性格のマッチングが重要です。休日の過ごし方、好きなスポーツなど共通要素がある相手ほど好感を持たれやすい傾向もありますから、積極的にアピールしましょう。

5. 体型
身長、体重を記す事により容姿に対するイメージを伝えます。写真を補完する意味合いにすぎないものではありますが、重要な判断材料でしょう。「細身」「長身の普通体型」など端的に表現する言葉を添えると、よりイメージが伝わるはずです。

その他には、子供に関する要望、両親との同居の必要性など特記事項を盛り込む事もあります。譲れない条件についてはあらかじめ明示しておく事でミスマッチを防止できますので、忘れずに記載しましょう。

好印象を与える書き方とは

縁談書類にパソコンはNG?

縁談でお渡しする書類は人となりを示す意味合いがあって、自筆の文字からにじみでる要素も考慮されます。男性の力強い筆跡から頼りがいがある人物、女性らしい繊細な筆の運びから気遣いができる性格など、書き方によって相手の印象が変わってきますので、できる限り手書きで用意するのがマナーです。
達筆でなくとも丁寧に心を込めて書いた書類から、しっかりとした人柄が伝わってくるケースはあります。機械的に対応しているわけではなく縁談に向けてじっくり準備をした事を示すものにもなりますので、特段の事情がない限りは手書きの書類を用意しましょう。

用紙・筆記用具の選び方

書類に使う用紙に関して明確なルールがあるわけではありませんから、和紙や便せん、上質紙など適したものを使ってください。文字がはっきり読めるくらいの濃さであればデザインの入った用紙を使う事もできて、女性らしさや気配りを示すために役立つでしょう。
正式な書類なので、鉛筆やシャープペンなど改変できる文房具はマナー違反にあたります。万年筆や筆ペンなど正式な書類にふさわしい文房具を選択、誤字・脱字がないように仕上げてください。パソコンで作った同じ大きさの下書きを見ながら進めていくと、きちんとしたバランスに仕上がります。
相手の両親も目にする書類になりますから、ある程度は体裁を整える配慮が必要です。納得がいくものを作るためにも集中できる時間を確保して、人となりを示す書類に仕上げてください。

封筒への入れ方・表書きの書き方

選択した用紙に適した大きさの封筒を用意して、三つ折りにして入れてください。自然に書類を開いた際に読み始めが正しい位置にくるようにして、丁寧にしまってください。使用する封筒は、無地のものが適切です。表書きには「釣書」と記します。
実際には写真を添えてお渡しする事になるため、釣書と写真をもうひと回り大きいサイズの封筒に入れて、紹介者へと託してください。釣書を開く前に写真が目に入るはずなので、専門的な写真館で撮影したものを用意すると、しっかりとした人となりに見せてくれます。