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独身最後の夜を楽しむのがバチェラーパーティー
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独身最後の夜を楽しむのがバチェラーパーティー

結婚式に関するパーティーは、何も夫婦になる二人のためのものばかりでもありません。男性だけが楽しむパーティーも、存在します。それがバチェラーパーティーです。場合によっては、人生で味わうのは一度きりとなる可能性すらあるものです。どのような存在なのかを知って、貴重な会を楽しんでみてください。

バチェラーパーティーとは

結婚に関するパーティーには男女それぞれのためのものもある

婚約パーティーに結納時の食事会、結婚式2次会3次会と、結婚にはさまざまなパーティーが存在します。いずれも二人を祝福するためのものや、また参列してくれた方に感謝を表すための会となっています。自分たちのために来てもらうわけですから、やはりよい気分で帰ってもらいたいものです。そのため、にぎやかな会を開いて何度も楽しんでもらうのです。ですが、かならずしも二人がメインとなるパーティーばかりかといえば、そうでもありません。実は、男性だけ、女性だけのパーティーというものも存在します。その男性のためだけに開かれるものこそが、バチェラーパーティーです。対して女性をメインとしたものは、バチェロレッテパーティーと呼ばれています。

バチェラーパーティーとは

バチェラーとは、独身という意味の言葉です。つまりこれは、独身最後のひとときを楽しむためのパーティーなのです。結婚すれば、何かと制限されることが増えます。派手な遊びであったり、夜遊びであったり、セクシーな遊び、深酒などは、倫理的にあまりよくありません。独身時代に普通に楽しめたものも、人の夫となることで相応しくなくなってしまうのです。そこで独身最後のハメ外しとして楽しまれるのが、バチェラーパーティーなのです。最後なだけあって、思いっきり盛り上がることが重要になってきます。
バチェラーパーティーの起源は、はるか昔のギリシャにまでさかのぼります。結婚式前夜に兵士たちが集まって、新郎を祝福するための宴を楽しんだそうです。意味合いとしては、現在のものと同様というわけです。今も昔も、結婚前の最後の夜は大いにハメを外したい、そんな風に考える男性が多かったのでしょう。
そういった意味合いもあり、バチェラーパーティーは男性限定で開かれるのがひとつのルールとなっています。男性の集まりだからこそ楽しめる話題というのも、少なくないことでしょう。体育会系な話やときには少し下品な話など、奥さんを交えてでは盛り上がれないものも大いに楽しみましょう。また、海外ではナイトクラブへ遊びに繰り出すようなケースも少なくないようです。婚約済みであったとしても、結婚前ならそこまで問題視されないようです。それこそ、独身最後のよい思い出となるのではないでしょうか。

ただの飲み会ではない

男性だけで飲んだり遊んだりするのであれば、通常の飲み会ともさほど変わらないかもしれません。もちろんバチェラーパーティーは、それだけに留まりません。このパーティーでは、アッシャー(グルームズマン)と呼ばれる幹事を複数人決めるのが一般的です。この人たちが中心となって、パーティーの一日を企画、プロデュースするのです。飲み会では味わえない、こだわられたスケジュールがおもしろく感じられることでしょう。

準備しておくこと

バチェラーパーティーに欠かせないアッシャー

前述の通り、バチェラーパーティーで特に特徴的な存在となっているのがアッシャーです。むしろ、アッシャーあってこそのバチェラーパーティーともいえるので、最初に用意すべき存在でしょう。幹事といっても、専門的なところに頼む必要もありません。仲のよい友達から、特にしっかりしているタイプの人を選んでお願いするだけです。段取りは、得意不得意があるので、この人選でパーティーの満足度も大きく変わってくることでしょう。しっかりしたタイプを、かならず選ぶようにしましょう。
もちろんここでも忘れてはいけないのが、参加者は男性限定であるということです。アッシャーとはいえ、パーティーを楽しむメンバーなわけですから、男性同士でしか盛り上がれないパーティーをする上で、女性は禁物です。男性にお願いしましょう。

盛り上がる内容を企画しよう

アッシャーに任命されたら、やはり気になるのがどのような内容が喜ばれるのかということでしょう。バチェラーパーティーは、ただ穏やかに仲良く時間をすごすのではなく、程よくハメを外してこその特別な日です。そのため、少し無理のあるような内容でも問題ありません。
たとえば、ひたすらお酒を飲んだり、ナイトクラブなどで踊ったりといったパーティーです。結婚すれば、家庭や世間体もあるため、何かと無理な飲み方はしにくくなります。その点バチェラーパーティーなら、独身最後だからという理由で少々無理をしても問題ありません。パートナーもまた、大目にみてくれることでしょう。
既婚者ともなれば、挑戦より安定感が求められます。最後の機会を活かして、少しハメを外した遊びを楽しんでみてはいかがでしょう。ただ、親友らと大いに楽しんでも肝心な翌日の結婚式には絶対に遅れないようにしましょう。