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ホームパーティーに呼ばれたときのマナー
季節と暦、行事関連マナー
 

ホームパーティーに呼ばれたときのマナー

欧米では日常的に行われているホームパーティーが、最近日本でも女性を中心に人気が出てきています。自宅に人を招くのは1人でも大変と考える人も多い中、招待する側とされる側が協力しあうことによって上手にパーティーを楽しむ人も増えています。ここでは、ホームパーティーに呼ばれたときのマナーについて、お話しましょう。

訪問からおいとままで

服装のマナー

パーティーに参加する人の関係にもよりますが、どんなに仲がよくてもマナーは忘れないようにしたいものです。日頃から気取らない関係ではあっても、服装に全く気を遣わないのは考えものです。家族に対しても礼儀が必要なように、あくまでも他人のお宅を訪問するということを踏まえて服装には最低限以上のマナーを心がけましょう。
服装で気を付けたいのは、くつろいだ姿勢になっても窮屈にならないようにすることです。
足元で控えたほうがよいのは、素足です。夏場などは素足にサンダルやミュールを履くことも多いものですが、素足でお客様に上がられるのには誰でも抵抗を感じるでしょう。素足にサンダルのときには、靴下を持参するなどの気遣いが必要です。逆に、ブーツでの訪問も避けておくのが賢明です。ブーツは湿気がこもりやすく、着脱にも手間取ります。ブーツを履いているときに予定外の訪問予定ができてしまったときには、ブーツの脱ぎ方や置き方のマナーに注意しましょう。訪問先の玄関にブーツを置かせてもらう場合は、ブーツのファスナーを閉めて上半分を折り、玄関の隅に置くのが礼儀です。

玄関でのマナー

ホームパーティーに招くお宅では、当日おもてなしの準備に大忙しです。準備を時間きっかりまでに済ませて、訪問客を待ちかねるというケースは珍しいでしょう。そこで招待された側は、指定された時間の数分~10分遅れで到着するのがマナーとされています。それ以上遅れてしまうと心配されてしまいますが、10分遅れくらいで到着すると安心されます。
マナーとしては、インターホンに姿が見える段階でコートを脱いでおくのが基本です。呼び鈴を押す前にコートを脱いでおけば、慌てずに済みます。脱いだコートは裏地を表にして、中表で畳んで手にします。理由は、外で付いたホコリや汚れを訪問先に入れないようにするためです。
玄関では、部屋のほうを向いて靴を脱ぎましょう。気を利かせたつもりで後ろ向きに脱いで上がるのは、訪問先にかえって失礼にあたります。脱いだ靴を揃えるのはスリッパを履いてからでよく、訪問先でそのままでよいと案内されたら随ったほうがスマートです。

お部屋での過ごし方と退出のマナー

部屋では、コートをバッグの上やソファの端に置いておきます。ハンガーにかけてくれるようであれば、随いましょう。座る場所に迷った場合、下座にあたるドアに一番近いところに座っていれば大丈夫です。訪問時間は2~3時間にとどめ、訪問した時点であらかじめどのくらいの時刻においとまするかを告げておくのもマナーとなります。
おいとまするのは訪問者から切り出さないと、招待側は追い出すわけにはいきません。お礼を告げて、今後のおつきあいにつながるような一言を添えつつおいとましましょう。訪問するときやおいとまするときにタクシーを利用する場合は、入口に乗り付けるのではなく、手前で乗り降りするのがマナーです。

お土産や手伝いについて

子供はどうする?

ホームパーティーの場合、子供を一緒に連れていっても問題ないのではないかと思えます。しかしこれは、関係性にもよります。仲のよい友人同士でも、子供に家で騒がれたくない、汚されたくないと心配されることがあるものです。直接訪問先に確認して、子供連れがOKであった場合でも相手に迷惑がかからないように十分な配慮をする必要があります。
子供が主役のパーティーでない以上、大人の楽しみの邪魔をしないように子供だけで遊べるような工夫をすることも大切です。欧米では、大人がパーティーに出席する場合、子供はシッターに預けて外出します。いつでも子供中心に考えることが、正解とは限りません。

手土産と持ち寄りについて

自宅に招待されるのですから、お土産を持っていったほうがいいのではないかと心配する人もいます。手土産は必ずしも喜ばれるとは限らないものの、手ぶらで訪問するのも気が引けるものです。相手が喜んでくれるようであれば、積極的に持参しましょう。みんなで一緒になって楽しめる、飲み物やフルーツ、お菓子などを選ぶのもよいでしょう。招待側でお料理を用意してくれる場合は、気を遣って手料理など持参しないほうがよいこともあります。事前に伝えられるような場合は、何を手土産にするかを知らせておくのも一案です。
ときには、飲食物を持ち寄るホームパーティーもあります。この場合、主宰者が何を持ってきてほしいかを伝えておくのがマナーでもあります。それぞれが得意な料理を持ってこられるよう、相談しておくとよいでしょう。かぶったらかぶったで楽しいものですが、前菜からデザートまできれいに揃うとみんなが満足できます。
手土産を渡すのは、招待の挨拶をするときがベストです。他の招待客の前で渡すより、主宰者に渡したほうが比較しあわずに済みます。

お手伝いはするべき?

ホームパーティーでは、招待した側にとって様々な負担があります。お手伝いを申し出たくなるのは当然ですが、中には他人に台所に入られるのを嫌がるお宅もあります。お手伝いを2回くらい申し出て断られるようであれば、訪問したお宅の片づけや掃除などに手を出すのは控えておくのがスマートです。