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葬儀後に必要な手続きの仕方とは
葬儀後の手続きのマナー
 

葬儀後に必要な手続きの仕方とは

故人を亡くしたばかりで通夜や葬儀をするだけでも大変ですが、葬儀後にはさらに手間のかかる手続きが控えています。公的な手続きに加えて、遺骨や仏壇に関しての手続きも必要になってくるでしょう。ここでは、葬儀後に必要になる手続きについて紹介します。

葬儀後の手続き一覧

葬儀後に必要な手続き

葬儀後には、相続税の申告や各種公共料金の名義変更など、大小様々な手続きが待っています。期限が設定されている手続きも多く、事前に把握しておいたほうがいざというときに慌てずに済むでしょう。どのような手続きが葬儀後に必要になるのか、優先度の高いもの・相続が確定してから行うもの・補助金や給付金に関係するもの・期限はないものの早めがいいものに分けて見ていきましょう。特に真っ先に期限がやってくるのが、優先度の高いものです。葬儀後には、速やかに優先度の高いものから手続きを進めていくことが大切です。

葬儀後の手続きとして一番に優先したいのが、
・生命保険の死亡保険金請求(3年以内、保険会社窓口)
・土地、建物の登記変更(無期限、不動産所在地の登記所)
・所得税準確定申告、納税(4ヶ月以内、住所地の税務署)
・国民健康保険の脱退(14日以内、市区町村国民健康保険窓口)
・年金受給権者死亡届(国民年金14日以内・その他年金10日以内、市区町村国民年金窓口)
・相続税の申告、納税(10ヶ月以内、住所地の税務署)
・相続の放棄(3ヶ月以内、住所地の家庭裁判所)などです。

他にも、期限こそないものの葬儀後に早めに手続きしておきたいものに、
・パスポート(無期限、都道府県旅券課)
・携帯電話の名義変更、解約(無期限、契約先)
・運転免許証の返却(無期限、警察署)などがあります。

相続が確定したら手続きすべきものが、
・不動産名義変更(確定後速やかに、地方法務局)
・預貯金の名義変更(確定後速やかに、契約先窓口)
・自動車所有権の移転(確定後15日以内、陸運局支局)
・クレジットカードの解約(確定後速やかに、契約先窓口)
・各種公共料金の名義変更(確定後速やかに、それぞれの会社)などです。

補助金、給付金などに関わる手続きもあります。
・国民年金の一時死亡金請求(2年以内、市区町村国民年金窓口)
・国民健康保険の葬儀費用請求(2年以内、市区町村国民健康保険窓口)
・国民年金の遺族基礎年金請求(5年以内、市区町村国民年金窓口)などです。

四十九日法要の手配

各手続きに並行して、四十九日法要の手配も進めていきましょう。四十九日は、故人が仏様の元へ向かうとされている仏教の大切な法要です。省略することは、まずありません。四十九日法要を行うために必要になる、主なことも紹介しておきます。
まずは、法要を行う日時と場所を決めましょう。次に、案内状を準備します。これらが準備できたら、僧侶に依頼します。菩提寺がない場合は、葬儀でお世話になった僧侶に依頼するのもよいでしょう。

遺骨や仏壇について

仏壇と位牌の用意

自宅で故人を供養するときには、仏壇と位牌があるとよいでしょう。仏壇の役割は、仏様を祀る小さなお寺のようなものです。仏壇や位牌はなくても供養はできますが、法要をするときにないと僧侶が困るでしょう。
位牌の役割は、故人の魂を宿らせることです。四十九日までは白木でできた仮位牌を用いますが、四十九日の法要では本位牌へ魂を移し替えます。そのため、本位牌は四十九日法要に間に合わせる必要があります。

遺骨の供養

遺骨の供養は、納骨式にて行うのが一般的です。どこに納骨をするかは、幅広く選択肢があります。お墓・納骨堂・樹木葬・永代供養・海洋散骨・自宅供養などが主な納骨方法です。
お墓の場合は、寺院や霊園にお墓を用意して納骨します。すでにお墓がある場合は問題ありませんが、新たにお墓を建てる場合は時間がかかることを考慮しておきましょう。墓地探しや墓石選びなど、一周忌法要の頃を目安に準備しておくのが適切です。お墓がある場合は、四十九日法要に合わせて納骨する方が多数です。
通常、遺骨をお墓に入れるときには土の中に埋めます。その点、納骨堂に納めるときには土中に埋めないのが特徴です。納骨堂は遺骨を収蔵する屋内型施設のことで、天候や季節に左右されずにお参りできるのも利点です。
樹木葬では、遺骨を樹木の周囲に埋葬します。霊園や寺院で樹木葬ができるスペースを設けていることがありますので、相談してみましょう。故人が生前に気に入っていた樹木、埋葬を希望するようなこともあります。
永代供養では、寺院や納骨専用の施設に遺骨を納めます。お墓の管理を永代に渡って供養・管理してもらえるスタイルですから、将来的にお墓を引き継げる人がいないという場合にも選ばれることが多くなっています。
海洋散骨は、遺骨を粉骨にしてから海にまく供養方法です。海が好きで、生前に海洋散骨を希望するという方は少なくありません。遺骨と共に、献花や献酒が海にまかれることもあります。
遺骨を自宅で管理したいという場合は、自宅供養も可能です。遺骨がいつでも身近にあるのはどうかと思う方もいるかもしれませんが、安心でもあります。最近では、ペンダントの中に遺骨を入れて持ち歩けるグッズも出ています。インテリアにマッチする骨壺などもありますので、検討してみるとよいでしょう。