昇進祝いのお返しには何がいい?
昇進とそのお祝いは、他人だけでなく自分が祝われることもあるでしょう。特に、会社員にとっては、人事異動の度に昇進する人が出てくる可能性があるので、比較的触れる機会の多いイベントと言えるのではないでしょうか。ただ、当人にとって昇進は非常に嬉しいことでしょう。しかし、昇進を争っていたライバルがいるあたりも否めません。その点では、単純に浮かれたり、賑やかにお祝いしづらい面もあります。以下では、そのような昇進祝いの祝い方、そしてお返しの仕方について紹介していきます。
目次
昇進のお祝いはどう祝う?
どのようにお祝いするの?
社内でお祝いする場合は、部署ごとにお祝いの席をもうけたり、また金品を贈るなどします。ただし、職場によってはまったくやらないところ、大いにお祝いをするところとさまざまですから、会社の慣例に従ってお祝いしましょう。気をつけるべき点としては、昇進を望んでいたのに昇進できなかった人もいるかもしれないということです。お祝いとはいえ、あまり派手になりすぎないようにした方が、角が立つ恐れがないでしょう。また、近頃では家族や職場でも親しい間柄だけなど、内輪でのお祝いも多いようです。職場でも内輪でも、いずれにせよ正式な辞令が出されてからお祝いしましょう。
何を贈るのがいいの?
無難なものは花束です。すこし凝ったものであれば、万年筆などの文房具、ネクタイ、ベルトなど、これから使えるものがよいでしょう。また相手の好みが分かっていれば、お酒なども良いでしょう。贈り物に付けるのしの水引は紅白の蝶結び、表書きは「祝御昇進」「御昇進御祝」などとします。昇進先が役員のような高い地位の場合は、「御就任御祝」という表書きもあります。名前は中央に代表者名を書き、その左に代表者社名より小さい字で「外一同」と書きます。
また、御祝いを贈るタイミングは辞令があってから、一週間前後です。まだ内示の段階では贈りません。
また、贈り物を選ぶ際に注意すべきことは、目上の方に現金を贈るのは失礼だということと、腰より下に身に付ける(踏みつけると連想される)ものや、ハンカチ(手切れにつながる)は不向きとされていますので、避けましょう。
昇進祝いの贈り物をもらったときのお礼の仕方
お返しはお礼状やお礼のみでOK
一般的には、お礼状を送る程度は構わないとされており、お返しは基本的に不要です。ですが、相手とよりよい関係を築いてゆくためにもお返しをしたほうがよいでしょう。職場の人達から贈り物をもらった場合のお返しは、職場宛にします。お世話になった御礼とするといいでしょう。また、お返しを贈る場合も、お礼状を書いて一緒に送りましょう。
お返しに品物を贈るときは何がいい?
職場へのお返しには、全員に行き渡るもの、皆で使えるものが無難です。個包装のお茶やコーヒーなど頻繁に消費されるものや、お菓子の詰め合わせのようなものがお薦めです。
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