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夫婦の日について~夫婦の日に最適なプレゼントとは
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二月(如月)
 

夫婦の日について~夫婦の日に最適なプレゼントとは

この人だと思って結婚したのに、長い時間をともに過ごしていると一緒にいるのが当たり前になってしまいがちなのが夫婦です。そんな夫婦関係を見つめなおす機会として、記念日を活用してみてはいかがでしょうか。夫婦の日は年に何度かあります。この記事では、夫婦の日やそういった記念日におすすめのプレゼントなどを紹介しますので、参考になさってください。

夫婦の日はいつなのか

いい夫婦の日

夫婦の記念日で1番認知度が高いのは、11月22日の「いい夫婦の日」ではないでしょうか。この日は1988年に財団法人余暇開発センター(現公益財団法人日本生産性本部)が夫婦で余暇を楽しむゆとりあるライフスタイルを提案し、11月22日を「いい夫婦の日」としたことに始まります。「11月22日=いいふうふ」という語呂合わせからきています。
キャッチコピーは「『いい夫婦の日』は、『ふたりの時間』を大切にする日」です。また、「パートナー・オブ・ザ・イヤー」という素敵な夫婦を選ぶイベントなども開催され、この日に入籍をするカップルも増えてきています。

その他の夫婦の日

2月2日の「夫婦の記念日」は、「いい夫婦の日」より古くからある記念日です。元祖「夫婦の日」といえるでしょう。1987年2月2日に、株式会社OS司会センター代表の末広幸子さんが制定した記念日で、一般財団法人の日本記念日協会に登録されている記念日です。「夫婦の日の集い」という場を設けたり、「Couples Day」として国際的に定着させるための活動を行ったりしています。
4月22日は「よい夫婦の日」です。1994年に国連が発表した「国際家族年」をきっかけに、「いつまでも夫婦の絆を大切に」してもたらいたいという目的で、講談社が提唱した記念日です。「4月22日=よいふうふ」の語呂合わせからきています。日本の「ナイス・カップル賞」の選考や、「妻から夫へ」「夫から妻へ」のラブレターを募集しています。
毎月22日も夫婦の記念日です。1987年に、毎日新聞社、味の素などが呼びかけて制定されたものです。一部の映画館では毎月22日は「夫婦の記念日」や「カップルデイ」として映画の割引がおこなわれるところもあるので、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。もともとは、夫婦の対話で明るく健全なマイホームづくりをすることが目的の記念日です。

夫婦の日に贈りたいプレゼント

夫婦の日に贈りたいプレゼント

妻から夫へ贈ると喜ばれそうなプレゼントは、腕時計や財布、ネクタイ、ボールペンなどです。普段から夫の好みをリサーチしていないとむずかしそうという方は、旦那さんが好きなお酒、おしゃれな靴下、下着なども喜んでもらえるでしょう。いつものより、少し上質なものを選ぶと特別感がでます。
夫から妻へ贈ると喜ばれそうなプレゼントは、ネックレスやブレスレットなどのジュエリー、お花が好きな奥さまなら花束やプリザーブドフラワーも人気です。宝石には石言葉、花には花言葉がありますので、ジュエリーや花に想いを託すのもいいでしょう。お揃いのペアのカップでは毎朝飲むコーヒーも違った雰囲気があじわえ、より美味しく感じられると思います。またペアのパジャマなどを着ることで、新婚当初の初々しい気持ちになれるかもしれません。また、いつもより少し豪華なディナーに行く、小旅行に出かけるなども思い出に残る夫婦の日の過ごし方です。プレゼントをしたり2人で過ごす時間を大切にしたりすることで、ふだんとは違う華やいだ気分になることでしょう。その際、日頃の想いをメッセージカードなどに書いて贈るのもおすすめです。

ダーズンローズを贈るのはいかかですか

ヨーロッパには古くから伝わる「ダーズンローズ」と風習があります。その昔、ヨーロッパの男性はプロポーズの際に彼女の家まで野に咲くバラを12本摘み、一本一本に誓いを託して愛の言葉とともに女性に手渡し、プロポーズをするのが習わしだったといわれています。12本のバラにはそれぞれ「感謝・誠実・真実・幸福・永遠・信頼・希望・愛情・情熱・尊敬・栄光・努力」という意味が込められていて、女性はその12本のバラの中から1輪を抜き、愛を受け入れた証しとして男性の胸元に挿すというロマンチックな慣習です。愛の言葉や誓いとともにバラを渡し、1輪の花でそれに応えるというダーズンローズは、ウェディングブーケやブートニアの由来にもなっています。ダーズンローズにならって、「夫婦の日」に夫から妻へ12本のバラの花束を贈るのも、とても素敵です。
夫婦の記念日は、どれも素敵な夫婦関係を築いてもらい、仲の良い夫婦を増やすことが目的に制定された記念日です。普段言えないことを言葉にしたり、夫婦の絆を深めたりするきっかけの日にしましょう。長く連れそう夫婦だからこそ、お互いを思いやる気持ちを大事にしたいものです。