必ず喜ばれる!センスある手土産の選び方とは?
ごあいさつに伺ったり、ビジネスでの訪問・接待はもちろん、お盆やお正月の実家への帰省や友人のお呼ばれに持参したい手土産。感謝やお礼を伝えるギフトなだけに、センスあるアイテムを選びたいものですね。それでは、一体どんなものが喜ばれるのでしょうか?選ぶ際のポイントから一般的な知識まで、気になる手土産について分かりやすく解説します!
目次
そもそも手土産とはどういうもの?
訪問する際、ごあいさつとして差し上げるのが手土産。菓子折りなどを持参するのは、日本の習慣の一つです。そのため、目的や主旨に合うものをセレクトすることが大切。例えば、知人を訪ねる時やオフィスなどビジネス関係で訪問する際は、ごあいさつ、名刺代わりの品となります。このほか、縁談や何かをお頼みする場合は、改まった手土産を持参するのが良いでしょう。
一般的な予算はどのくらい?
通常のごあいさつなら、2,000円~3,000円程度の品を選ぶと失敗がありません。あまり高価すぎるものは、かえって気をつかわせてしまうケースがあるので気を付けましょう。
ただし、お礼等の場合は相応の金額のものをセレクトするのが正解。贈答体裁も整えるのが基本です。
のしの表書きは?
水引は紅白5本の蝶結びで、手土産の目的に沿った表書きとのし下には名前を書きましょう。表書きは「粗品」が一般的ですが、何か頼みごとがある場合には「御挨拶」にしたり、包装をりぼんがけにするなど、手土産のシーンに応じてセレクトします。
手土産のキホン的な選び方
定番はスイーツ、その他は何が人気なの?
気になるのが、どんな手土産が人気なのか?ということ。無難なのはお菓子です。幅広い予算から選ぶこともできて便利。クッキー等の焼き菓子やチョコレート、ケーキ、ワッフル、ゼリー、プリン類、高級和菓子が人気。お相手の好みを知っているなら、産地直送などのお取り寄せアイテムも良いでしょう。また、甘いものが苦手な方にはおせんべいやおかきを。このほか、季節を感じる華やかなお花や旬のフルーツなども喜ばれます。手土産を持参する際は、できるだけ前もって相手の状況や家族構成等に配慮して。お菓子の場合、洋菓子、和菓子問わず老舗のアイテムや名店の味を選ぶと間違いがないでしょう。
なお、先方のご近所で手土産を購入するのはマナー違反。間に合わせで用意したと思われないためにも、きちんと調べたうえでセレクトすればきっと喜ばれるはずです。
ビジネス関係の手土産で気を付けたいこと
お取引先やお付き合いのある会社に訪問する場合、冷蔵庫や冷凍庫があるとは限りません。できるだけ常温で保存がきくアイテムを選ぶのがポイント。また、日持ちのするものだと喜ばれるでしょう。カンタンに配れるように、個包装のものをセレクトするのがおすすめです。
友人宅への手土産は?
パーティーやお呼ばれなどで友人宅を訪問する際は、気取らず皆で楽しめる手土産が一番!お菓子はもちろん、チーズなどのおつまみやお酒類もぴったりです。このほか、手作りのスイーツやお手製のお料理を持参するのも一つの方法です。どのくらいの人数が集まるか分からない場合では、取り分けができる食べ物がおすすめ。人数が変動しても、スムーズに皆でいただくことができるでしょう。また、お花などもおすすめです。お花の場合は、すぐに花瓶にいけるとパーティー会場が華やかに。
親交を深める気軽な集まりでは、体裁にはあまりこだわらず、その場にいる全員に喜ばれるものを選ぶのが手土産成功のコツです。
受け取った側も、断りを入れたうえでその場で包みをあけてOK。感想を述べた後、器にもって皆で味わえるようにするのが良いでしょう。楽しくワイワイいただくことができるのは、親しい間柄ならでは。かつて日本では、いただいたものをその場であけるのは好ましくないとされてきましたが、最近では欧米と同じく好意にお礼を伝え、一緒にいただくのがスマートでしょう。
「つまらないものですが・・・」はOK?
手土産をお渡しする際に、よく聞く「つまらないものですが・・・」という言葉。へりくだった言い方も良いのですが、心を込めて選んだ手土産、できることならセンスのある言葉を添えたいものですよね。選んだ手土産にかんして内容に一言添えたり、「お口にあうとよろしいのですが」といった言葉をセレクトするのがおすすめです。
できれば手土産は風呂敷に包んで
お店の袋に入っていることが多いと思いますが、風呂敷に包んで持参するとより丁寧な印象に。渡す際は、風呂敷から取り出して一度手元に置いてから、向きを変えて両手で差し出しましょう。
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