ギフトマナー辞典
ギフトの老舗シャディが贈るGIFT MANNERS
メニュー
おもてなし料理で注意すべきこととは
季節と暦、行事関連マナー
 

おもてなし料理で注意すべきこととは

お客様を招いた時のおもてなし料理は、いつもの家庭料理とはまた違った注意が必要です。手の込んだレシピにチャレンジしてみたいところですが、忙しい毎日を過ごしている人にとっては簡単にできるかどうかも気になるところでしょう。どんな方にも喜ばれるオシャレな献立、作り置きや取り寄せの活用法などについて詳しく解説します。

おもてなし料理の注意点

おもてなし料理とは

おもてなし料理とは、お客様にお出しする特別なごちそうです。普段のとはまたひと味違う、見た目も華やかなメニューがデーブルに並びますが、料理の腕を披露するまたとない機会ともいえるでしょう。
ただひとつ注意しなくてはいけないのは、けっして自慢が目的ではないという点です。あくまでもゲストに喜んでもらうためのものということを忘れないようにしましょう。したがって、どんなお客様をお迎えするのかによってメニューも大きく変わってきます。
また、どんなシチュエーションなのかも大事です。たとえば、お正月ならば当然、おせちやそれに準ずる献立になるでしょう。どのような集まりやホームパーティーなのか、その場にふさわしいものは何なのかを正しく見極める力が必要です。

料理上手でなければ無理?

以上のように、まず大切なのはおもてなしの心です。おもてなしというと「自分にはスキルがないから無理」という人もいますが、大事なのは技術だけではありません。たとえば、一部、お取り寄せを利用するなどして、足りない腕前を補う方法もあります。あまり堅苦しく考えずに、まずはチャレンジしてみましょう。とにかく回数を重ねることが、おもてなし上達への近道です。まずは親しい友人だけのホームパーティーから始めてみてはいかがでしょうか。

イベント感を演出する

おもてなしには美味しいだけではなくワクワクするようなイベント感も欠かせません。テーブルコーディネートにもこだわって「特別な日」らしさを演出しましょう。
そうとはいっても、準備に長い時間をかけられる人ばかりではないかもしれません。そんな時には、お客様自らも料理をするセルフ料理にするというのもひとつの方法です。典型的なのが手巻き寿司ですが、事前に「手巻き寿司パーティー」であることを告知して、思い思いに自慢の寿司タネを持ってきてもらうようにしても良いでしょう。「どんなふうにしたら楽しいか」というちょっとした遊び心は、おもてなし料理をより美味しくするスパイスです。

気軽にチャレンジするコツ

作り置きを活用する

おもてなし料理はお客様の人数分だけ用意しなければいけないので、普段、少人数分しか作り慣れていない人にとってはハードルが高いものです。パーティー当日にすべての献立を完成させるのはおそらく無理でしょう。
そこでおすすめしたいのが作り置きの活用です。日持ちのするものを何日か前から準備をしてみてはいかがでしょうか。食事はもちろんデザートも数日前からの用意がおすすめです。たとえばケーキなども焼き上がった当日よりも翌日の方が美味しくなります。ホールケーキならばカッティングしやすくするためにデコレーションした後に、半日程度は冷蔵庫で寝かせましょう。

まずは大皿料理からトライ

もちろん、めいめいのお膳に一品ずつならべる懐石料理、まるでレストランのようなコースを提供する人もいます。しかし、それはかなりのおもてなし上級者といえますし、最初からそのレベルを再現する必要はありません。まずは大皿からスタートしてみてはいかがでしょうか。
たとえ大皿でも、お集まりの趣旨に沿った献立ならば問題ないのです。ただ、やはり直箸は避けたいところなので、かならず取り箸を準備するようにしましょう。

料理教室に参加する

自分だけでおもてなしの献立を考えるのは限界もあります。最近ではネットでお気に入りのレシピを探すのも簡単ですが、必ずしもプロのメニューがヒットするわけではないところが難点です。
一方、料理教室ならば必ずプロから教えてもらえます。おもてなしのためのレッスンなどもあるので、そういったものを利用してみるのも良いでしょう。何よりも同じ目的の仲間が集まっているわけですから、親しくなったらお互いを招き合ってホームパーティーを開き、ますます腕を磨くこともできます。

おもてなしを受ける立場になったら

逆におもてなし料理を受ける立場になったら、お土産選びにもいくつか注意点があります。基本的に持参したお土産は、「おもたせ」としてパーティーのテーブルにならべられることになるでしょう。したがって、できるだけホストの手をわずらわせずに簡単に楽しめるものが理想的です。
また、お客様が多く全員分の「おもたせ」がならばないこともあります。そういったケースでもホストのご家族が後で楽しめるように、できるだけ日持ちするものを選択しましょう。
以上のように招く側も招かれる側も、つねに相手のことを思いやるのがマナーです。心尽くしの特別な料理を囲んで、またとない一日を過ごしてみてはいかがでしょうか。