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新しいスタートをお祝い!開業祝いに関するマナー
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新しいスタートをお祝い!開業祝いに関するマナー

開店・開業のお知らせを受けたら、応援する気持ちもこめて、ぜひとも贈りたい開業祝い。最近は、会社勤めからの転職や定年後に自分で事業を始める方も多いようです。どんなものを贈ればいいの?贈ってはいけないものは?などの疑問から、基本のポイントまで分かりやすく解説していきます!

開店・開業祝いはいつ贈る?

新たにお店をオープンしたり、事務所を開くなど開業のお知らせを聞いたら、「おめでとう」の気持ちを込めてお祝いを贈りたいもの。では、贈るのに適切な時期はあるのでしょうか?一般的には、開店・開業までに贈るのがマナーです。あまり早く贈りすぎたり、バタバタする開店・開業ぎりぎりにお届けするのは迷惑になりかねません。タイミングに気を付けましょう。なお、開業・開店をする前は、お届け先に滞在している時間が不規則なことも。できれば事前に時間を伺って、配送することをおすすめします。

相場はどのくらい?

気になる相場ですが、関係性や立場によって変わってきます。友人や知人なら、5,000円~10,000円程度が一般的。家族や兄弟、親せきの場合は10,000円~気持ちによって大きく変わってきます。応援が伝わる金額を自分で選ぶのが良いでしょう。また、仕事関係の場合、10,000円~30,000円程度が目安です。ギフトや現金、商品券、カタログギフトなど、その時の関係性や必要に応じてお祝いを贈りましょう。なお、目上の方へ現金や商品券を贈るのは失礼にあたる場合があるので気をつけましょう。

お祝いにはどんなものが人気なの?

お祝いの定番はお花

開店・開業祝いの定番といえば、お店を盛り立ててくれるアイテムの一つであるお花。華やかな佇まいは、お店を美しく演出してくれるはずです。お花といっても、スタンドタイプのものをはじめ、胡蝶蘭、花束、花輪、フラワーアレンジメント、プリザーブドフラワーなどそのタイプもさまざまです。繁盛を願って、見栄えのするものをセレクトしましょう。このほか、落ち着いた雰囲気の観葉植物なども人気。ずっと置いておけるのもポイントの一つです。いずれにしても、お店か事務所か、またどんな雰囲気の店舗なのかによって、合うものを選びたいもの。なお、植物はサイズによっては置くのが難しいケースもあるので、事前に確認しておくと安心です。
バルーンやワイン・シャンパン、日本酒、焼酎などのお酒、縁起物や実用的な時計、スリッパ、傘立て、タオル、グラス、文具類、鏡などのアイテムも喜ばれます。何を選ぶかは、親しい間柄なら伺ってから決めるのも一つの方法です。
また、品物なら名入れギフトを贈るという方法も。世界に一つだけの印象に残るギフトが贈れます。
何を贈ろうか迷ったら、カタログギフトがおすすめ。お祝いを贈ったのに、実はすでに持っていた?!という心配も、カタログギフトならありません。キッチン用品や雑貨のほか、さまざまなアイテムが揃っているから、準備をする中で必要なアイテムがきっとでてくるはず。好みのものが選べるのもポイントです。
なお、お付き合い程度の関係なら、ビール券やおつまみ、ケーキなどのお菓子類、コーヒーや紅茶などのドリンク、タオルや鉢植えなどを持ってお祝いを。バタバタとしがちな開店・開業時、差し入れもうれしいことでしょう。
どんなカタチにしても、一番のお祝いはお店のアピールにつながること。新規開店に、友人・知人等を誘って足を運んでいただいたり、取引先を紹介するのも喜ばれます。飲食店なら、今後の集客アップにつながったり、事業なら業務拡大が期待できるかもしれません。また、開店後、少し落ち着いたころに顔を出すのも一つのお祝いの仕方です。

贈ってはいけないものとは?

灰皿、キャンドルなどのギフトはNG。火を連想させる赤いものは、「火事」に結びつくことから避けましょう。また、落ちるものも贈ってはいけません。鳥の絵なども、できれば避けるのが無難です。

開店・開業をする側で用意したい記念品

ちなみに、自分が開店・開業をする場合は、できるだけ多くの人を招いて披露を。お店の形態によって、カタチはさまざまですが、商売繁盛につなげていくためにも披露会は欠かせません。例えば、飲食店ならたくさんの人を招いて立食形式のパーティーでおもてなしをしたり、会社なら招待日をいくつか設けて好きな時間に来てもらうなど、事業形態によってセレクトするのが良いでしょう。なお、これらの場合、記念品も用意しておきたいところです。業種にちなんだものが印象に残りますが、タオルや石鹸、メモ帳やボールペン、クッキーなどのお菓子類が良く選ばれているようです。お店や会社をより多くの人に覚えてもらえるように、電話番号や名前を入れることを忘れずに。インパクトに残る、素敵な記念品を選びましょう。