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創業祝いの基礎知識・知っておきたい渡し方マナー
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創業祝いの基礎知識・知っておきたい渡し方マナー

新しい事業をはじめて業務を開始することを「創業」といいます。友人・知人の新たな門出にあたってお祝いをしたい方のため、基本的なマナーや祝い方を紹介しましょう。似た意味の言葉に「設立」がありますが、どのような違いがあるのかも合わせて確認していきます。

創業祝いとは?

創業と設立の使い分けに気をつけよう

ビジネスをスタートさせた友人・知人にお祝いを贈る際には、創業と設立の使い分けが重要です。設立とは、法人登記を行って「会社」としての営業を始めたことを指します。創業の場合は、法人登記を行っていないことも多くて、個人として営業を始めるケースが含まれることを理解しましょう。はじめから法人としてビジネスを行う場合は、創業と設立が同じ時期にあたります。どんなスタイルでビジネスを始めるにしても、相手にとっては大切な門出ですから、知らせを受けたらなるべく早くお祝いを贈りましょう。
創業と設立の違いを明確にしておかないと、1周年や10周年といった節目の時にも困ります。「創立記念日」「創業記念日」の区別が重要になってきて、表書きの文言が変わるためです。ニュアンスの違い以上の意味を持つものですから、関係者に事情を聞くなどしかるべき措置をとり、詳細をはっきりさせてください。

創業祝いにふさわしい贈り物の選び方

創業に合わせて現金を贈ることもありますが、関係によってはやや仰々しく感じることも多いはずです。いくら贈ったのかはっきり分かってしまうことで、相手に気遣いをさせてしまう不安もあります。創業祝いを贈る相手の業界、事業内容に合わせてすぐに活用できる実用品は「ほんの気持ち」として贈りたい時に便利です。休憩時間に一息ついて頂けるように、お菓子やコーヒーを贈るのもよいでしょう。従業員の皆様と一緒に楽しんで頂く事が前提なら、人数分を用意します。小分けになっているお菓子なら1つずつ配ることもできて、人数がいる事業所でも困りません。
店舗を新しくオープンさせる場合は、開店日に合わせて花を贈るのもよいでしょう。華やかなアレンジメントやスタンド花などの中から、予算に合わせて選択します。スペースが限られているようなら、観葉植物を選ぶのも一案です。創業してすぐは相手が立て込んでいることも多いため、贈るタイミングを選びましょう。オープン当日に贈りたいなら、午前中には到着するように手配するのが気遣いです。スペースの問題もありますし、相手の都合をうかがって用意するのがマナーでしょう。創業を伝える挨拶状に「花は遠慮する」といった表記があれば、別の創業祝いを考えます。

創業祝いの相場・渡し方

関係によって異なる祝い金の相場

創業祝い金を渡す場合は、相手との関係によって変わってきます。個人的なおつきあいか会社としての取引先にあたるのかによっても判断基準は変わるため、臨機応変な対応を意識しましょう。個人的な友人・知人が創業した場合には、5,000円~1万円あたりが目安です。兄弟姉妹や親子といった親戚関係にあたる場合は、2万円~5万円くらいが相場でしょう。
会社間のおつきあいの場合は、1万円~3万円が目安です。これからも取引を継続したい重要な取引先にあたる場合は、3万円~5万円くらいを包むことも多く、上司に判断をゆだねます。目上の方に対して現金を贈るのはタブーとされる事も多いのですが、事業を始めたばかりの時は何かとお金がかかるもの。応援していく気持ちを込めて祝い金を渡すのも、マナー違反にはあたりません。
現金に準じる贈り物のスタイルとしてカタログギフトを贈ることも多く、必要なものを購入してもらうねらいがあります。現金を渡すと気遣いさせてしまうと考えるシーンでも、間接的な支援の形として心がこもった選択と言えるでしょう。文房具、ガラス製品などオフィスで使えるアイテムがたくさん掲載されているカタログギフトを選択すれば、足りないものの調達手段にも活用できます。予算に合わせた価格帯から、ぴったりの商品を選択ください。
のし袋につける水引は、紅白の蝶結びを使います。「創業祝いを何度も繰り返すのは問題」と考えると、結び止めや結び切りの水引がふさわしいようにも感じますが、ビジネスの発展を願う意味から「蝶結び」を使ってください。表書きには「御祝」「御開店御祝」など適した文言を入れて、下に氏名を入れましょう。複数人の連名なら、右から順番に年齢順で書く決まりです。4名以上の連名なら、代表者の氏名を記載した後に「外一同」と記載しましょう。全員の氏名を和紙などに書き、お金と一緒に包むことで贈り主をはっきりさせます。
会社から贈る場合の書き方は、代表者の氏名を中央、右上に会社名を書いてください。会社名をやや小さいサイズで書くのが一般的な書き方ですから、バランスが整うように調整しましょう。祝い金を用意する場合には、持参して直接お渡しするのが通常です。袱紗に包んで会場に持っていき、表書きが見える向きでお渡しします。オープニングセレモニーのように受付がある場で渡すなら、受付する時に出してください。その場合も、表書きが見えるように渡すやり方は同様です。