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こんな時どうする?毎日の積み重ねがポイント、ご近所付き合いのマナー
近所付き合い
 
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こんな時どうする?毎日の積み重ねがポイント、ご近所付き合いのマナー

新しいスタートをきったり、引っ越しをした際、まず確認しておきたいのがご近所付き合いのマナー。毎日の生活をよりスムーズに、そして快適に。また、何かあった時に助け合えるよう、日ごろから関係を気付いておくことが大切です。トラブルにならないためにも、マナーをしっかりと確認しておきましょう。

キホンはあいさつから

毎日の生活で、顔を合わせる機会も多いご近所の方々。「おはようございます」「こんにちは」等、はじめは勇気がいるかもしれませんが、気軽に笑顔でごあいさつをしてみましょう。一言かわすだけで、印象が大分違います。引っ越しをした際に、近隣の方にはごあいさつをするかと思いますが、顔や名前はもちろん、家族構成を覚えておくと、何かあったときに役立ちます。例えば、子供の留守中に災害が起きたり、緊急通報しなければならない場面に出くわした時、対処しやすくなるでしょう。
ただし、きちんと距離感も保つことも必要。あいさつ程度の関係にもかかわらず、プライベートなことをいきなり尋ねたり、相手が負担に思うようなコミュニケーションをするのはNG。気の合う方が近くにいれば、自然と親しくなるものです。まずは、あいさつからはじめてみましょう。
また、玄関前の清掃をするなら、両隣くらいまで一緒に清掃するなど小さな積み重ねがスムーズなご近所付き合いのコツです。

大切なのは、ルールを守ること

お互いが快適に生活していくために、地域の決まりや一般的なルールを守ることが大切です。トラブルを起こさないためにも、最低限の約束事をきちんと守って暮らしましょう。自分にとっては気にならなくても、周囲の方には迷惑に感じることがあります。
また、守っていない人がいるなら個人的にではなく、共同体のルールとして伝言メモをつける等、呼びかけるカタチで伝えるのが良いでしょう。

それぞれの注意点まとめ

ガーデニングでは?

ガーデニングをしているなら、お手入れは欠かさずに。虫の付きやすい植物を避けたり、枝葉が近隣の建物にはみ出さないよう気をつけます。

トラブルの多いゴミ出し関係は、特に注意

収集日、時間を守ることはもちろん、地域に沿った分別をしましょう。どうしても仕事の関係等で早めの時間に出さなければいけない場合は、集積場の近くの方にきちんと説明して了承を得ましょう。また、カラスやその他の動物に漁られないようきちんと密閉し、ゴミ袋に漏れがないよう確認することも必要です。電球や割れた食器やグラス、刃物などの危険物を捨てるときは、ケガをしないようにきちんと梱包したうえで、「割れガラス、危険」等わかりやすいように書いておきましょう。また、最近多いトラブルの一つに、粗大ごみがあげられます。
ゴミ出しは、その地域のルールを今一度確認して対応することが大事です。

集合住宅住まいなら

階段、中庭、メールボックスや自転車置き場等、他の人の迷惑にならないよう、共有スペースにおいて、整理整頓を心がけましょう。

ペットを飼うなら、気を付けたいポイント

動物を飼うなら、周囲に迷惑がかからないよう特に注意を払いましょう。近くにアレルギーを持った人がいるかもしれません。その他、鳴き声が騒音問題に発展することも。きちんとしつけをして、散歩はフンの後始末を忘れないなど、エチケットを守りましょう。

騒音問題はどうすればいい?

楽器やペットの音、深夜の足音など、人によって感じ方の違う騒音。時間帯や場所によっても違ってきますが、多くの人が迷惑と感じているのなら、直接騒音もとへ言う前に、管理会社や管理人、交番、自治会など第三者を通して伝えてもらうことをおすすめします。

苦情を言われてしまったら・・・

騒音等、自分が他の方に迷惑をかけていたのなら、まずは素直に意見を受け入れ、誠意ある対応をしましょう。冷静に自分の行為をみて、お詫びする必要があれば、話し合いや手紙をおすすめします。誤解があれば、きちんと説明することも大切です。
楽器の騒音なら演奏時間を変えたり、部屋を防音仕様にするなどの対応をしましょう。足音の場合はカーペットを床にひいたり、掃除や洗濯、お風呂などの騒音なら迷惑にならないよう、できるだけ夜遅くにならないようにしましょう。
大勢が自宅に来てパーティーをしたり、リフォーム等、工事の騒音で迷惑をかけてしまう可能性がある場合には、前もってこちらからごあいさつするのを忘れないようにします。

できれば地域の行事等に参加を

地域社会の一員として、イベントや共同作業等、自治体の催しにできるだけ参加・協力しましょう。コミュニケーションがはかれるだけでなく、地域の助け合いにも役立つはずです。