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知っておきたい! 退院後の感謝を伝える「快気祝い」のマナー
快気祝い(快気内祝い)
 

知っておきたい! 退院後の感謝を伝える「快気祝い」のマナー

病気や怪我などで入院すると、友人や知人、さらには仕事でお世話になっている方がお見舞いに来てくださることがあります。そして無事に回復した際は、お見舞いに来てくださった方やお仕事関係で普段お世話になっている方々に、報告とお見舞いのお礼として快気祝い(快気内祝い)を贈るのがマナーです。しかし、いつ、どんな物を贈れば良いのか分からない方も多いでしょう。ここでは、快気祝いを贈る際のマナーについて紹介していきます。

快気祝いを贈るタイミングは?

退院後? それとも全快後?

快気祝い(快気内祝い)は、一般的に全快の報告になります。しかしながら、退院して自宅療養するケースでも、「退院内祝い」としてお見舞いのお返しを贈っておくケースも多々あります。さらに、怪我や病気の程度によっては、長期入院しなくてはならないケースもあるでしょう。そういった場合は、入院中・療養中でも経過報告としてお礼状を送っておくことをおすすめします。

亡くなってしまった場合はどうする?

縁起でもない話ですが、もし治療の甲斐なく亡くなってしまった場合は、お見舞いいただいた方々にご家族から御礼申し上げるのがマナーです。亡くなってしまった後、すぐにお贈りしなくても、香典返しの際にお見舞いの御礼も併せて用意するのが一般的です。

退院の際、病院の方にもお礼するべき?

多くの病院では、患者さんからのお礼を受け取らない方針を取っています。現金はもちろん、品物においても同じことが言えるでしょう。しかし、どうしても感謝の気持ちを込めてお礼がしたい場合は、個別包装されたお菓子や飲み物などの詰め合わせを贈るケースが多い様です。その際、のしに「御礼」「謝礼」「粗品」などの表書きにし、「皆さんでどうぞ」とお声がけしてお渡しするのが良いでしょう。くれぐれも無理やり渡すことのない様に注意してください。

家族にもお礼すべき?

お見舞いに来てくださった方や病院関係者へのお礼だけでなく、看護や看病をしてくれた家族にも感謝の気持ちを込めてお礼をすると良いでしょう。無論、形式張った贈り物を用意する必要はありませんが、「ありがとう」という一言でも良いですし、家族で食事に出かけるなどして、感謝の気持ちを表すのがマナーです。親しき仲にも礼儀ありとは正にこのことでしょう。

どんな物を贈れば良いのか?

快気祝いの相場は?

快気祝いの相場は、お見舞金の3分の1から2分の1程度が一般的です。例えば、30,000円いただいた場合は10,000円~15,000円、10,000円の場合は3,000円~5,000円、5,000円の場合は2,000円~2,500円程度を目安にお返しすると良いでしょう。

贈る品物は何がいい?

一般的に、快気祝いで贈る物は「食べてなくなるもの」や、「洗い流せるもの」を選ぶのがよいとされています。つまり、「病気や怪我が残らない様に」という意味が込められているので、くれぐれも記念品として残ってしまう物を選んでしまわない様に注意しましょう。おすすめをいくつか挙げると、砂糖やお菓子などは「溶けてなくなる物」なので縁起が良いとされ、石鹸や洗剤などは「病を洗い流す」という意味で選ばれやすい品物です。別段、縁起物にこだわって決める必要はありませんが、相手がもらって困るようなものは選ばない様に心がけましょう。尚、昨今ではギフトカード、さらにカタログギフトなど、相手に好きなものを選んでもらえるギフトも人気です。
また、職場の同僚や会社関係から連名でお見舞いをいただいた場合は、個別に贈るのではなく、何名かでシェアできる様な詰め合わせのセットなどを選ぶのがおすすめです。その場合にも、お菓子や洗剤などがよく選ばれている様です。

快気祝いを贈る際のマナーは?

のしや表書きはどうすればいい?

快気祝いにかけるのしは、「二度と繰り返さない」という意味を込め、解けにくい「紅白の結び切り」の水引がついたもの選ぶのが一般的です。そして表書きに書く文言は、「回復の度合い」によって異なるので注意しましょう。
まず、完治した場合は「快気祝い」「全快祝い」で問題ありません。しかし、完治していないが自宅療養などで全快を目指す場合に贈るなら、「快気内祝い」とするケースが一般的です。つまり、退院こそしたものの、引き続き自宅で療養し、通院しながら完治を目指していますという報告になるので、ささやかなお祝いという意味で「内祝い」とする様です。

お礼状は必要?

快気祝いを贈る際は、品物だけでなく、感謝の意と回復具合を書き記したお礼状をしたためて添えるのがマナーです。お礼文は、何も形式張った内容にしなくても構いませんが、仕事先の上司など、目上の方へお送りするものはきちんとしたお礼状にするべきです。昨今では、ギフトサービスの一環として、商品を送るだけでなく、お礼状まで用意してくれるところも少なくない様です。文面に悩んだ際は、是非そういったサービスも活用してみてください。