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なぜつけるのか? ランドセルカバーは今や常識?
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なぜつけるのか? ランドセルカバーは今や常識?

小学生にとってランドセルは普段使いするカバンであり、大多数が6年間通して1つのランドセルを使用するものです。つまり、傷つけることなく大事に使わなければならず、そのために多くの小学生がランドセルにカバーをつけている様子を見たことがあると思います。しかし、実を言うとカバーを付ける理由は他にも様々あるのです。ここでは意外と知られていないランドセルカバーの必要性について紹介していきます。

なぜランドセルカバーが必要なのか?

安全面を考慮して付けられる「黄色いカバー」とは?

登下校中の小学生の中に、黄色いカバーを付けたランドセルを背負っている生徒がいることに気付いた方は少なくないでしょう。これは、小学一年生を対象とした安全対策として学校から配布されるもの。低学年の生徒の場合は防犯のため、集団で登下校させるケースが多いのですが、毎日やっているところは稀です。まだ通学に慣れない子供が道に迷ってしまったり、赤信号で横断歩道を渡ってしまうことあたりを懸念し、遠くからでも目立つようにと黄色いカバーを義務として付けさせています。ちなみにこれは、全国の小学一年生に対して義務化されている訳ではなく、一部では根付いていない、もしくはそもそもその決まりがないというところもある様です。

傷や汚れを防ぐために必要

安全対策として黄色いカバーを付けるのも小学校一年生、ないし低学年までのところが多く、その期間を過ぎれば別段ランドセルカバーを付ける必要はありません。しかし、子供にとってランドセルは毎日使うものであり、いくら丈夫に出来ているとは言え、子供が使う以上、汚れたり傷ついたりするのは避けられないでしょう。まして、6年間使うものですから、新品に近い状態で無傷のまま使い続けるのはほぼ不可能です。例えば、ランドセルの素材が合皮の場合なら大丈夫ですが、本革を使用しているものだと、雨に濡れることで痛んでしまいます。それらを防ぐために、ランドセルカバーを付けるケースも多いのです。つまり、6年間大事に使い続けるためには必要不可欠な存在と言っても過言ではないでしょう。しかし中には、ランドセルの色や可愛い絵などが、カバーを付けることによって隠れてしまうのを嫌がる子供も少なくありません。そんな時は、透明のカバーをおすすめします。単に透明というだけでなく、中には反射板がついたものなどもあるので、安全面でも有効な一品と言えるでしょう。

ランドセル保存時の注意点

ランドセルカバーの必要性については前記した通りですが、気をつけなければならないのは、「ランドセルを使わない時」です。つまり、夏休みなどで長期間ランドセルを使わない時は、カバーを外しておくことを心がけましょう。何故なら、カバーを付けっ放しにしておくことで、通気性が落ち、カビなどが生えてしまう恐れがあるからです。普段カバーを付けている場合は、天気の良い日などにカバーを外して天日干ししておくなど、対処しておく必要があるでしょう。

ランドセルカバーのバリエーションと購入する際の注意点

購入時はカバーサイズに注意!

ランドセルカバーを購入する際、最も注意すべき点はその「サイズ」に尽きます。昨今あるランドセルは、かつての様にサイズが決められている訳ではありません。つまり、メーカーや仕様によって、サイズは異なります。必要になった際は採寸してからカバーを探しに行き、ランドセルと一緒に購入する場合は仕様書に書いてあるサイズに合わせたカバーを選びましょう。ちなみに、購入したランドセルと同じメーカーが出しているカバーであれば、大抵の場合はフィットする様です。

様々なバリエーションのカバーがある

前記した様に、ランドセルカバーを付けるメリットは、傷や汚れを防ぐためと「目立たせる」ためです。ランドセルは大概色や形に差異がありません。せいぜい、男の子なのか女の子なのかが判断できる程度でしょう。しかし、キャラクターが描かれた目立つカバーを付けていたとしたらどうでしょう。その子はとても目立ちますよね。つまり、防犯面でのメリットも大きいことがわかります。さらにカバーを付けることに否定的なお子様でも、現在ではキャラクターもののカバーや、可愛いデザインのものが多く発売されているので、お子様の好みに合ったカバーを選んであげると良いでしょう。

手作りカバーもおすすめです

市販されているランドセルカバーも良いですが、あまり好みのものがないケースもあるでしょう。その場合は、手作りのカバーを付けてあげるのも手です。でも、作るのは大変だし、難しいのでは? と思われがちですが、実はさほど手間もかからず作れてしまいます。ビニール地の生地を使って、ゴムで留めるタイプのカバーであれば、裁縫する必要がないので、不器用なお父さんでも簡単に作ることができます。子供にどんな柄がいいか聞き、理想のランドセルカバーを作ってあげると喜ばれるのではないでしょうか?