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初商いの歴史やいつ行われるのかについて
季節と暦、行事関連マナー > 1月(睦月)
 

初商いの歴史やいつ行われるのかについて

初商いはその名の通り、年が明けて初めて商売をする日のことです。
1年の運を試すべく、初商いでは福袋を販売するのが習わしとなっています。
初商いを行うのは、商店による違いが大きく、今は元旦営業をする商店も増えているので、いつ行われるかは商店によって違います。

初商いとは?

初商いっていつするの?

初商いというのは、新しい年を迎えてから最初に商いをする日をさします。
商売をする人が使う言葉です。
会社で言えば仕事始めのようなものですが、新しいスタートを切る節目となります。
お店によって初商いの日にちも変わりますが、最近はお正月休みを取らず年中無休で営業する店も増えています。
この場合でも、年が明けた1月1日が初商いとなります。
年中無休で24時間営業の場合は、線引きが難しいですが、営業時間が決まっている場合は、1月1日の営業開始が、初商いです。

初売りとの違いは?

初商いと初売りはどちらも同じように思えます。
初商いは新しい年を迎えてから初めて商いをする日のことで、初売りも新しい年になってから最初に行う商いのことです。
初商いは多くの場合、世間一般がお正月休みの時期に行われます。
元旦しか休まない場合も、三が日や他の商店が通常営業をする日までは、開店時間を遅くしたり、閉店時間を早くしたりとすることがあります。
この場合通常より、営業時間は短くなりますが、初めて迎える商いの日は記念すべき日となります。
いずれにしろ利用する側にとっては、お正月も休まず営業してもらえるのはありがたいことです。

初商いの歴史

江戸時代から明治時代

商売はずっと昔から行われてきました。
昔の商売人も、新しい年の一番初めに迎える営業日を、初商いとしていました。
呼び方や営業方法は今との違いはありますは、初商いは歴史があります。
商店として初商いをするようになったのは、江戸時代から始まっていました。
初商いの日には、詰め合わせといって今で言う福袋のようなお得な商品を用意し、初商いの日に販売していました。
商売の神様が恵比寿様ということもあって、商売繁盛を願い恵比寿袋として販売していたそうです。
現在のような福袋を初商いに販売するのが定着したのは、明治時代になってからです。

現在の初商い

現在の初商いも、昔から続く伝統が受け継がれています。
初商いに福袋を販売するのは江戸時代から始まっていたとされますが、今のように初商いに必ずどこの商店も福袋を売るわけではなく、ごく一部の限られた商店でした。
今は初商いには福袋を販売するのが、どの商店でも当たり前のようになっています。
初商いの日に販売される福袋には数に限りがあるので、早いもの勝ちとなります。
人気が高い福袋は、発売開始と同時に数分で完売するのも珍しくありません。
誰よりも先に初商いの福袋を購入したいと、何日か前から店の前で並ぶ人もいるほどです。
ただし場所によっては、人が並ぶと他の店や通行人の邪魔になるため、並ぶのを当日まで禁止するところも増えています。
初商いには歴史がありますが、形は変わっていても、意味合いは変わっていないようです。

地域の恒例行事

イベント

初商いは全国各地の商店でイベントが行われています。
ある意味毎年恒例となっているところもあり、初商いで販売される福袋の他に、縁起物を無料で配るイベントなどもあります。
数に限りはありますが、無料の場合は大勢の人が縁起物を求めて集まります。
恒例行事となっているため、毎年のように初商いの日には、商店から長い行列ができ、その様子をテレビ局などが取材に来るという、ことまで全て含めて恒例行事となっているところも少なくありません。
地域によっては、無料で縁起物を配るのではなく、商品を購入した人への特典として、高額商品を景品にすることもあります。
ただし景品に関する法律に触れる可能性があるため、特別に認められた期間のみの販売となります。
数日間のみですが、普段には体験できないとてもお得な期間となります。

セールをする

初商いの恒例行事といえば、福袋もそうですが、新春大セールなど普段よりも大幅値下げされた商品が販売されるのを楽しみにしている人もいます。
福袋も最近はかなりお得で豪華になっていて、中身が見えて選べるものも登場しています。
しかし数に限りがあるので、早く出かけても既に売り切れとなることは珍しくありません。
こういう場合はセールで安いものを買おう、と考える人が多いので飛ぶように商品が売れていきます。
これは地域による違いもありますが、初商いのセールは、全国共通と言っていいでしょう。
最近は元旦も休まず営業するところが増えてきているので、ちょうどお正月休みということと重なり、大勢の人がセールに駆けつけます。
人気店などは、遠方から車を飛ばしてきたり、飛行機に乗って来きたりするという人もいます。
初商いは商店にとっての節目ですが、初商いで販売する福袋やセール品は、利用する側にとっての楽しいイベントとなっています。